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著述の基本

コメント(論評)を書く

典型的には、あるゲームに対してコメント(論評)を書くのは、その他の段階より前に行われる別のステップです。これで、コメントを書く人は明快な説明をし、明快に考えを示すことができます。

コメントを書く際、普通著者は追加の検討譜なしに、どんな検討譜を入れるべきか、そして、いつ棋譜を参照するかを決めていました。

碁盤の一部の表示

検討では、しばしば、碁盤の小さな一部分だけが意味があります。図は碁盤の表示部分を特定できます。読者を混乱させるかもしれませんので、余りにも小さな部分を表示しません。空の部分が接近していてもいいですが、縦、横にひとつずつ空の線を入れます。
もし、妥当なスペースが近くにない場合、紛らわしい効果が現れないように、碁盤の状況をよく見なければなりません。

実際のゲームでは手があるために表示する必要性がない時でさえ全面表示されます。

手の番号の範囲

特に多数の番号つき石が棋譜上にある場合、手が読みにくいので、100以上の手の番号を避けましょう。

200以上の手の番号は決して使われるべきではありません。

棋譜での検討譜

検討譜と棋譜を結びつけることによって、替わりの手順を入れた棋譜で、何故ある手が働かないのかを示すことができます。これらの図は、多くの場合、番号は1から手順を開始します。これは、棋譜作成ダイアログで、番号は1からスタートを選択することによって行うことができます。

棋譜の余白

棋譜はよく文章の真中に置かれます。そういうレイアウトでは文章と棋譜の間に適切な距離が必要でです。もし、距離が小さ過ぎると、結果は、混乱しやすく、読みにくいレイアウトになります。あまり余白が多いとページに入る図と文章の分量が減ります。普通は多く残し過ぎる方が少ししか残さないより良いです。

GOWriteは余分の余白を図に付け足すことができます。よくレイアウトのプログラムで個々の図とテキストに余白調整をするところですが、これを使えば、レイアウトのプログラムで調整する必要がなくなるでしょう。調整はOptions -> Layout and Graphics Optionsで可能です。ダイアログで棋譜の領域"とマージンの値を選択します。

典型的なレイアウトの戦略

多くの典型的なレイアウトの戦略があります。おおまかに言うと、「狭いカラム」、「広いカラム」および「固定的な図割り当て」です。

狭いカラム幅

aligment example  典型的なレイアウトでは比較的狭いカラムを持っています。カラム幅はしばしば碁盤幅に近いです。典型的な狭いカラムの例が右にあります。

典型的な例はA5版で2カラム(2列)です。A5版は最小で。2列が合理的に使われます。A5版で2列は碁盤には全く狭いかも知れません。A4版(あるいはA5版横長)に2列は、同様の結果でしょうが、より詰め込まれていないレイアウトになります。

aligment example下図に例示されているように、狭いカラムでは碁盤はテキストのカラムよりわずかだけ広くできるでしょう。碁盤の手はテキストのカラムより大分外側に飛び出しているでしょう。

しばしば、碁盤は少しテキストより広く(あるいは下まで)広がっています。

例ではテキストの左右の余白は赤で印をつけてあります。

広いカラム幅

広いカラムは原版つくりが容易です。説明文に比較して図が多い場合、余白をたくさん残さなければならないでしょう。

広いカラムのレイアウトでは、多くの場合、テキストを碁盤図のどちらかの横に付け足すことができます。しかし、余白が読みやすさをよくしているのだから、これはお勧めできません。

広いカラムは長い説明を持つ教科書向きのレイアウトで典型的に使われています。

棋譜位置固定

fixed layput example 棋譜位置固定では、棋譜がどのページでも同じ位置に置かれます。この種のレイアウト用に材料が十分一定であれば、結果は大変良いものになるでしょう。レイアウトがほとんど変わらないので、読者はすぐにレイアウトを知って、該当の情報を見つけることができます。

例では、問題の答えが固定の網目の中にあります。典型的に問題と答えにそれと関連する極めて限られたテキストがついています。

棋譜位置固定は定石事典(石田)あるいは問題集に向いているでしょう。

小さな棋譜

altering example  小さな(碁盤の部分)棋譜は左または右のカラムに交互に割り当てることができます。うまく使うと、これでテキストと図の明らかな繋がりを示すことができます。

この例のとおり、変化6と変化7に関する図とテキストに注意してください。

しかし、テキストを余りにも詰め込むというのは良くない考えです。余白は解説を構造化して、読みやすくするのに使われるのです。

 

 

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